グレート・セント・バーナード峠(フランス語でCol du Grand Saint-Bernard)は、アオスタとマルティニーの間、海抜2,473メートルに位置するアルプスの峠です。イタリアのグレートセントバーナード渓谷とスイスのアントルモント渓谷を結んでいます。峠の頂上はスイスの領土にあります。イタリア側では、峠はアオスタから上る簡単な道路で谷底に合流しており、大型車が頻繁に行き交います。セントオイエンの村のすぐ後に道路が分岐します。片側は雪崩に守られた道路に入り、トンネルに通じているため、2,473メートルの峠まで冒険することなく、季節を問わずイタリアとスイスの国境を越えることができます。一方、一般道は狭くて急になり、丘まで約15km登る、魅力的な環境と野生の自然の真ん中にあります。峠では、春の終わりまで凍った小さな湖の景色と、周囲の山々の息を呑むような景色を楽しむことができます。